2015年8月25日火曜日

サウンドロゴ アウトテイク展

昨年、知り合ったとても作曲家、仁科さんの展示を見てきました。
 


 
 

CMロゴ展示。
 
は?
 


という方は  → 仁科さんの作品は 「こちら」で聞けます。
 


初めてお会いしたとき、ものすごく、物腰が柔らかで、
 

なんといういか、底抜けに、何事に対しても肯定的で
 

明るい方だなあという印象を受けていました。
 

自然体で、分け隔てなく目の前の人に誠実に向き合うことが
 
当たり前の方って、いるだけで楽しいです。

 

日本のCM音楽、あれも、これも、仁科さんだったの?というぐらい
 

手がけていらっしゃるのですが
 


CMで使用される音楽は、時間がわずか数秒のものも珍しくなく、いかに
 

印象に残るか、ということを常に考えなければいけないとのこと。
 

いわゆる、サウンドロゴ、と呼ばれる音楽を
 

そのスケッチ的な譜面を試行錯誤、完成までのプロセスを含めて
 

展示されておられたようですが


権利関係がなかなか大変で
 

ご自分が作られた作品達であるにもかかわらず、非常に苦労されたとのこと。
 


一社一社、周り、それだけの準備で、数ヶ月を要し
 

結局、無料展示という形で教育に寄与するという意図の下、
 

可能になったのだそうです。
 


ご自信のこだわりと、誠実なお人柄がにじみ出ている、


普通ではあり得ない


仁科さんだからできた、音楽作品、サウンドロゴの「展示」
 

権利関係で写真とっていいのは、数枚だけだったのですが
 









こういう唯一無二の作業を
 


職人魂を持ってされている方の
 


志をもって、障害を経ての
 


展示。
 
 
とても胸に迫るものがあり


すごく贅沢なものを見せてもらった気がします。


きっと、知ることはなかったであろう


職人芸の裏側のほんの一部を知れるっていうのは
 


貴重やなって思います。
 


仁科さん、こんな素敵な展示をやろうと思ってくれて
 

ほんとにありがとうございます。


もっと、ひろがったらいいのにな。

見れた僕を含めて、方々はめっちゃ、ラッキーだった。