真っ盛りで、もう少ししたら終わるのか。という。
何から振り返ろうかというぐらい、ここ一ヶ月怒濤のように過ぎてしまったよう。
なにゴスが、今年は大阪女学院ヘールチャペルでありました。
多くの方にご来場頂きまして、遅ればせながらありがとうございました。
今年は多くの団体の方に出場、あ、じゃなかった出演して頂き、僕は一部は舞台監督を。
こういう風に仕えるっていうことはありそうで、あまりない機会なので、そういう意味でも貴重な時間でした。
コンサートはもっちろん最高。
来年はもっと、すごいことになるはず。
あ、ちなみにこの「なにわゴスペルfestival 」というのは、NPO法人ジェイズマスクワイアが主催するコンサート。もう今年で14年目になります。
僕がこのなにゴスに関わらせてもらうようになったのが、今から大体、4年ぐらい前。
丁度一度、教員の仕事を辞めて、資格を取るために学校に行きつつ、ゴスペルスクールの講師をしていた時でした。
JAYEさんと出会ったのもこの頃だったなあ。 この出会いは今でも、大きな人生のターニングポイントだったと、思います。JMCとの出会いも。
そう。今回は、一部と二部の間に、控え室で寝屋川のケロちゃんず。の方の何人かと割と長くお話できたのも嬉しかった。
ケロちゃんず、てのは寝屋川の社会福祉法人みつわ会という、精神障がい者の方の施設の通われている方が、毎月1回、JMCメンバーと一緒にゴスペルを歌う会のグループです。
僕は普段、仕事で行けない時がほとんどなのだけれど、こういう機会に、沢山一緒に時間を過ごせたのはとても嬉しかった。
誰といても、こころは素っ裸でいたいと思うけれど、実際は難しいときもあるのが、現実の社会。
でも、不思議。けろチャンズの皆さんは、ずっと心が素っ裸だし、こっちが心が素っ裸ってのも敏感に感じ取ってくれるから、ほとんど初めての人でもすぐに打ち解け合える。
そんなきっかけを創ってくれるのもこれまた、「ゴスペル」の力であり。やっぱり、裸の心でいられるのがいいなあ。
思い出すだけで、本当ににやってしてしまう、最高のなにゴスでした。
そう言えば僕がこのゴスペルに初めて触れたのは確か、2001年の春か。
とするとそれから11年の歳月が流れた。というわけで。そりゃあ年をとるわけです。
それからいつだって、僕の中心にあったのはゴスペルだったと思う。何をやってるにせよ。これからも、素敵なことに沢山出会えるはず。
さて。
この時期になるともう1つ個人的に仕事であるのが、we are sneaker ages 2012 という大会。軽音楽部のコーチをしているクラブが毎年、この大会に出ます。
今年もついこないだ、終了。180校ぐらいの学校のうち、約上位20校が、冬に舞州アリーナで行われるグランプリ大会に出場。
するのですが、予選は約10日間かけて、京橋IMPホールにて行われます。
もう、この準備の時間がそりゃあ毎年涙あり、のドラマがあるわけで。
コンテストという以上、こちらは審査されるわけなので、周到な準備を重ねて望みます。
で、それを僕は微力ながら関わらせて頂いています。
毎年、色んな新しい発見があり。
メンバーである生徒に教えるというよりも、教えられることが毎回あります。
今年は過去二年と比べて、色んな意味でとても大変な年だったけれど、他者との比較どうのこうのでなく、その子一人一人の中で、大きな成長は見られたので、やっぱりそれを見届けられたとうのが、とても幸せなことでした。
そして、プロセスこそ大事なのですが、ゆうても結果も伴って欲しい!とうのがメンバー、とコーチの本音。
おかげさまで、他にも優秀な学校がある中で、予選を通過することができました。
この優秀校の結果発表というのが、各予選日の最後にあるのですが、これが僕、ほんまに苦手なんです。いやです。
1年の中で一番、瞬間的にお腹が痛くなる瞬間です 笑
いや、でもこれは本気で。
自分が、失敗したり、上手くいったりとかは、これは自分一人の問題だけど、やはり数十人のあつーい気持ちが、歓喜の涙に変わるのか、また悔しさの悲鳴に変わるのか、という分かれ目の瞬間は、正直、かなり苦しい。 メンバーが悲しくて泣く、のだけがどうしても見たくないので。
これから数ヶ月がかかった、その大きな結果発表の瞬間は今年も、感謝なことに予選通過となり。
今年の準備は特にメンバーにとっては苦しい時間も多かったろうと。
たーくさん叱りました。
自分自身も魂を込めて接した分、すごくエネルギーをかつてないぐらいにエネルギーを消費していたんだなあと。
「教育には忍耐が要る」と言われてます。
僕は非常勤講師で、河内長野の学校で、聖書のクラスを教えていますが、聖書を読んでいても特にそう思う。Jesusは最後は弟子にことごとく裏切られる。
弟子と接する際に、何度同じことを言っても、まだ、分かっていないのかーと、思ったことがどれだけ多かったことかと。
厳しく接するのは、本当にエネルギーを要する。
人を叱るのは、本当にエネルギーを使う。エネルギーを使って、接してもすぐには、その人の改善は目に見えて現れないかもしれない。
いや、改善どころか、誰よりも懸命にその人のことを思い、言葉をかけたとしても、逆に、怒りや反感さえ持たれるかもしれない。
それでも、その人の内側にあるまだ目に見えていない可能性を信じて
忍耐を持って、愛情の動機を持って叱り続けることこそ
僕は本当の優しさである
と信じています。
だから、これからもそれを誠意を込めて変えないぞと。
何せ。本当に結果が出て良かったのです。
しばらく経って、ようやっと余韻が出て来た感じというか。
それに応えるハートを持ったほんとに素敵な子達が多くて。
今年のメンバーも大好きです。
ありがとう。