2011年9月4日日曜日

フィリピンへ


まったまた久しぶりの更新になってしまった。
ザックりと近況を振り返ると。
親友が3年前に西宮北口のBarのお祝いで歌ってきました。

嬉しかったな。すごくいいお店なので、皆さん、是非のみに行って下さい。スタッフもいいし、いい時間が過ごせます!  Deepest River  ( http://r.tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28028539/ )

先日までは、フィリピン、セブ市へ行っていました。
以前にも日記に書いた親友ハラッチの立ち上げた、オンライン英会話の収益を通した、支援を実施する団体のstudy tourです。

僕の勤務校の一つの学生さんが今回7名も参加をしてくれ。

参加者のみんなのキラキラした顔と、あまりにも悲惨なゴミ山のcommunityを見た衝撃。からの言葉を失うほどに、ショッキングな初めての体験をした彼らと共に時間を過ごせたことは自分にとって、本当に尊い時間であり、嬉しかった。

日本を離れて、全くの別世界に行かないと決して目には見えてこない世界があって、気づいていなかった部分があって。それはきっと、現代社会や社会科の教科書を100回読んだりとか、よりも、遥かに強烈なインパクトを持って、多くを語ってくるんやなって。
ぼろぼろの状態で、ゴミ山でゴミを拾って仕事をする、物乞いという職を持つ、子ども達の屈託のない笑顔を見る時に、改めて「幸せ」は何なのかを根底から覆される体験。

どんなに素晴らしいProducerのTVのドキュメンタリー番組を見たとしても、実際にその場で手に触れる距離で実際にそこに確かにある「現実」を目のあたりにしたとき、それは、本当に人生観を覆す衝撃になるんやなーて。

関空に着いて頑丈で清潔感のある建物、また帰りの電車の中で、おそらく初めて、自分が「日本人である」ことを強烈に意識したであろう、参加者の学生さんの飾りのない感想を読み、言葉にならない感情がわきおこり。上手く言えないけど、誰かの中で確実に大切な何かが目覚め始めたとき、それを間近で見る事ができたとき、すごいそれは、自分にとって嬉しい瞬間なんやなって。すごいわ。20で、こういう体験をした彼らはどんな人生を歩んで行くんやろう。
その先は全部見えないけど、きっと後で振り返った時になんらかのturning pointになった体験であってくれたらそれはものすごいことに関われているのだと思った。

言葉にしたいことは、もっとあるのだけど、上手くでけへんなー。
最終日にハラッチとこれからのこと、色々と話し合って、久々に自分自身もゆっくる見つめ直せた。

そして、関空に着いた。空港に着いたら全てがまるでおとぎ話やったんちゃうかなって思う、程のギャップ。


でも、全然、おとぎ話でもなくて、確実にそこにある現実。 言葉がフリーズしてまう。
まず自分は目の前のライブを、歌を、たった一人のために、届ける

ことが自分に音楽でできる最も小さな一つかなと。思います。